GPUの利用促進
環境
GPUの利用促進により、首都圏空港における脱炭素化の推進に貢献していきます。
航空機はエプロンに駐機中、メインエンジンを停止した状態でも機体に装備されたAPU(補助動力装置)と呼ばれる小型エンジンを動かすことで、必要な電力や空調をまかなうことができます。しかし、APUを使うと騒音が発生するとともに、温室効果ガスや大気汚染物質を排出することから、成田国際空港ではAPUの使用を制限し、GPUの利用を促進しています。GPUは、地上の施設から電力、空調を供給しており、騒音はもちろん、温室効果ガスや大気汚染物質の排出量も削減できます。
現在、第1・第2旅客ターミナルビルのすべての固定スポットにGPUが整備済みであり、このほかに第3旅客ターミナルビルおよび貨物地区のほとんどのスポットにGPU(すべて電力のみ)を整備しています。