成田空港を楽しむ
第3ターミナル アートプロジェクト
第3ターミナル
アクセス通路・出発ロビー
2022年4月の第3ターミナル出発ロビー拡張にあわせ、成田空港では「お客様の空港での思い出をより鮮やかに彩りたい」という想いから、“Make Terminal 3 Vivid”をコンセプトに、第3ターミナル各所でアートによる空間演出を行っています。空港にお越しの際には是非お楽しみください。
場所
第3ターミナル
①T3のはじまり
第3ターミナルへ向かうアクセス通路の入口では、T3 (Terminal 3)サイン型モニュメントがお客様をお出迎えし、旅のはじまりを彩ります。それぞれの面には異なるアートがあしらわれており、角度によって異なる表情をお楽しみいただけます。
②彩の連なり
アクセス通路の壁面には、ステンドグラス風のアートを連続的に配置。透過フィルムで制作されたアートは、日の当たり方や時間帯で印象が異なります。単調な通路に彩りを添える6種類のアートで移動時間もお楽しみください。
③巡る色彩
第3ターミナルに入ると、色鮮やかな空間が出現。古着や端材によるニットのアップサイクルアートです。不要になったスーツケースやカートもアートの一部に。見るだけでなく、触れたり、カートに座ったりしてアートを体感してください。
④緑との共創
シーティングエリアには、10種類のアートと額縁、グリーンを組み合わせた壁面装飾を設置。それぞれ単体のアートとしてお楽しみいただけるのはもちろん、少し離れて全体を見渡すと、違った印象を味わえます。
⑤アートスクエア
待ち合わせや休憩におすすめなのがギャラリー型のシーティングスペース。壁面にはアート作品が展示され、設置されている家具にもアートがあしらわれています。空港で過ごす皆さまの時間を彩る色鮮やかな空間です。
⑥NRTからはじまる旅路
保安検査場に向かって進むと、7種類のアートと木製ブロックで形作られた色鮮やかな日本地図が見えてきます。成田空港から直行便が飛んでいる都道府県の木製ブロックは磁石式で取り外し可能です。自由に手に取ってお楽しみください。
※北海道のブロックは安全上の理由により取り外せません。
⑦アートと繋がる窓
広々としたフードコートの壁面には、機内の窓を連想させる窓型のアートフレームを設置。個性あふれる13種類のアートが並びます。お気に入りのアートを眺めながら、空港でのひと時をおくつろぎください。
コラボレーション
成田空港では、持続可能な社会の実現に向け、様々なステークホルダーとの協働を通じて社会の課題解決に取り組んでいます。本プロジェクトにおいては、ニットアーティストの蓮沼千紘さんを起用し、環境に配慮した素材や使用しなくなった空港の備品を再利用してアートを制作することで、新たな価値を生み出しました。さらに、株式会社ヘラルボニーとコラボレーションし、障害のあるアーティストや福祉施設への社会還元を可能とするアート作品を起用することで、平等で働きがいのある社会の実現を目指します。