自動化・省力化
AI等の新技術を積極的に取り入れることによって業務効率化と生産性向上を推進します。
自動運転技術の推進
成田空港では、生産年齢人口の減少による人手不足を解消するため、自動運転技術を搭載した車両の導入を推進しています。レベル3での自動運転から開始し、運転手なしで限定されたエリア内を走行できるレベル4での自動運転の実現を目指しています。なお、制限区域内ターミナル間連絡バスの実証実験においては、遠隔監視の通信インフラとしてローカル5Gを活用しています。
対象車両 | 運用状況 |
---|---|
GSE車両 | 2019年度から実証実験を実施 |
制限区域ターミナル連絡バス | 2021年度から実証実験を実施 |
お客さま満足度向上に向けたAI活用
成田空港では、AI技術の活用を推進しています。お客さまの「生の声」等を学習したAIを活用し、分析することで、お客さまの満足度向上を目指します。
取り組み
AIチャットボットサービス「BEBOT」
サービス内容
お客さまの質問やリクエストに、チャット形式でリアルタイムに対応を行う
Face Expressの推進
成田空港では、お客さまがチェックイン等、空港での最初の手続き時に顔写真を登録すると、その後の手続き(手荷物預け、保安検査場入口、搭乗ゲート)において、従来必要であった搭乗券やパスポートを提示することなく “顔パス” で通過できるようになるシステム「Face Express」の導入を推進しています。
手続きの自動化によるスタッフの省力化、省人化やスタッフとお客さまの「非接触」が図られます。
手続きイメージ等の詳細は下記の特設サイトをご覧ください。
※なお、成田空港・羽田空港ではOneID(一般名称)をよりイメージしやすく身近に感じてもらうため「Face Express」の名称を使用しています。
供用開始
2021年7月
Face Express導入ターミナルおよび参加航空会社
- 第1ターミナル南ウイング: 全日本空輸株式会社
- 第2ターミナル: 日本航空株式会社
※参加航空会社・導入ターミナルについては、順次拡大していく予定です。