グリーンボンド

グリーンボンド・フレームワーク

当社(成田国際空港株式会社)は、グリーンボンドの発行に向け、グリーンボンド・フレームワーク(以下、本フレームワーク)を策定しました。

「グリーンボンド」とは、調達資金の使途がグリーンプロジェクトに限定される債券のことを指し、資金が確実に追跡管理され、債券発行後のレポーティングを通じ、その透明性が確保された債券です。

本フレームワークは、株式会社格付投資情報センター(R&I)より、国際資本市場協会(ICMA:International Capital Market Association)が定義する「グリーンボンド原則(GBP)2021」および環境省の「グリーンボンドガイドライン2022年版」に適合している旨の第三者評価を取得しております。

国内の空港運営会社がグリーンボンドに関する第三者評価を取得するのは初めてです。

本件を通じて、当社(成田国際空港株式会社)の環境課題への取り組みをより多くの方々に認知していただきながら、グリーンボンドで調達した資金を活用し、空港分野における脱炭素化を強力に推進することで、ESG に配慮した持続可能な空港づくりを進めてまいります。

第三者評価(セカンドオピニオン)

本フレームワークの原則等への整合性について、株式会社格付投資情報センター(R&I)より第三者評価(セカンドオピニオン)を取得しております。

資金使途概要

調達資金は、以下の適格クライテリアに該当するプロジェクト(適格プロジェクト)に対する新規投資およびリファイナンスに充当される予定です。リファイナンスについては、グリーンボンドの発行日から遡って36ヶ月以内に支出した事業を対象とします。

適格クライテリア適格プロジェクト
再生可能エネルギー
太陽光発電パネルの設置、水素やカーボンリサイクルなどの次世代の脱炭素技術の導入※関連会社であるGreen Energy Frontierを通じての実施等
クリーン輸送
SAF導入の推進、受入体制の整備、空港内車両の低公害車化促進(含む充電設備の整備)
エネルギー効率
保有施設または新規建設予定の施設のZEB化(ZEB Oriented以上の水準)、省エネルギー機器の導入促進、航空灯火のLED化、GPUの整備
環境に配慮した生産技術およびプロセス
空港から発生したコンクリート・アスファルト廃材の再資源化

調達実績

グリーンボンドによる調達実績は、以下のページをご覧ください。

投資表明投資家一覧

当社(成田国際空港株式会社)グリーンボンドへの投資表明をしていただいた投資家をご紹介いたします。