ESG視点と重点課題・推進体制
成田空港の持続的成長に向け、6つの重点課題を設定しています。これらの重点課題について具体的施策を設定し、各々についてKPIの設定、PDCAサイクルの構築を行うことで価値創造を推進していきます。
環境
気候変動対応、環境保全活動
社会全体で脱炭素化が求められている中、空港全体の削減目標を設定し、さまざまな施策を推進しています。また、限りある資源を有効利用し、地球環境への負荷を低減する取り組みを進めています。
SDGsとの関連性
地域との共生・共栄
NAAグループでは、環境対策や地域活性策への協力をしながら地域の魅力・資源と成田空港のシナジー効果を最大化することを目指しています。
SDGsとの関連性
社会
安全とセキュリティの強化
テロや激甚化する自然災害、感染症の世界的流行、サイバー攻撃等、多様化するリスクに対する備えを万全とすることで、世界最高水準の安全・安心・安定を徹底追及します。
SDGsとの関連性
お客さまに選ばれる空港づくり
成田空港におけるニーズを的確に把握し、安心感、利便性・快適性、楽しさ等に留まらず「成田ならでは」の特別な体験の創造・提供を目指し、空港事業者が一体となって、多様なお客さまに選ばれる空港を目指します。
SDGsとの関連性
空港全体での働きがいのある職場づくり
従業員の方々が安心して働き続けられる空港を目指し、ES向上に取り組むほか、当社(成田国際空港株式会社)としても働き方改革や健康経営の推進に取り組んでいます。
SDGsとの関連性
ガバナンス
ガバナンスの徹底
「事業執行における迅速性と効率性の追求」と「適切な監査および監督による適法性の確保」とのバランスが取れ、関係者の理解を得られる企業統治の充実を図ることを経営の重点施策として取り組みを進めています。
SDGsとの関連性
推進体制
2021年7月には「サステナビリティ推進室」を設置し、2023年6月には特命役員を任命しました。さらに、2023年8月には、全役員をメンバーとする「サステナブルNRT2050推進委員会」の下に、ESG経営の浸透を図るための「ESGチーム会議」と、脱炭素化を推進するための「重点課題ワーキンググループ(WG)」を新たに設置しました。
新しいサステナビリティ推進体制